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2017-05-29

読んだ本(2017-#9):ナオミとカナコ

[No.2812]

#9「ナオミとカナコ」奥田英朗

こんなやついなくなればいいのに、
なんてひどい事ですけど、
感情としては生まれてしまうこともあります。

まあどんな人にも、親があり、家族もあるでしょうし、
その人にも、そうなっている事情もあるわけです。
誰からもそっぽを向かれる、賛同してもらえない極悪人なんて
実はいないのかもしれません。

この作品では、エリート銀行員の夫が実はDVな夫であり、
困りかねている友人が妻と共謀して、DV夫を殺してしまおうとする話。
親友の困っている状況を知れば、何とかしてあげたいと思いますが、
殺人ではない方法はなかったのか? という素直な疑問はとりあえずおいといて。

この現代で、完全犯罪を成立させるのは、素人が考えるよりも難しいな、
という気持ちを強くしました。
街の至るところに防犯カメラはあるし、
あらゆる建物の内部にも、何がしかの防犯カメラはあるし、
高速道路の乗り降り、携帯電話の通信記録とGPSデータは
途切れなく取得されていますし。

防犯や捜査には有用であるとしても、
いつも、あらゆる方法で自分がデータ化している、
ということにあらためて驚きました。

さて、この本の結末ですが、
ハッピーエンド? バッドエンド? あれはどっちだろう?

2017-05-28

Pasta aglio olio


[No.2811]

週末の台所は、ひとつの遊び場。
奥さん孝行アピールよりも、自分の楽しみ。

冷蔵庫のキャベツ、しいたけ、
ベーコン、ソーセージ、
シメジで、アーリオオーリオなパスタを
ササッと作りました。

妻とチビ子にも好評。
手早く家族が美味しい
と言ってくれるメニューを
作れる男になりました。

エっヘン、長かった独身生活、
ようやく実を結ぶ?

2017-05-23

観た映画(2017-#12):ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声

[No.2810]

映画のストーリーの感想ではなく、
声変わりする前の少年の高音ボーイ・ソプラノの繊細さと美しさ、
儚さと強さを存分に感じました。

ヘンデルのメサイヤ「ハレルヤ」の歌声は圧巻。
あれは誰が歌っているんだろう?

ストーリーに感じたこと、

子供の成長に与える親の影響はとても大きいかも

ということであります。

2017-05-20

観た映画(2017-#11):美女と野獣

[No.2809]

初めてチビ子と一緒に映画館で見ました。
これまで、
「アナと雪の女王」、
「パディントン」、
「モアナと伝説の海」
をチビ子は映画館で見ていて、
パディントンは、途中で悪役女優がこわくなって、
途中で映画館を出た、とのこと。

実は、拙者とチビ子が一緒に映画館を見るのは初めてでした。
左隣シートの妻、右隣シートのチビ子にドリンクとポップコーンを配りながら
自分でも食べて飲みました。

戦闘シーン、悪の力が発揮されるシーンは、
チビ子が少しこわがってましたけど、全編楽しんでみました。

歌の多い映画、ミュージカル映画がチビ子は好きなようです。
DVDで自宅で映画を観るのも好きです。

ちなみに、チビ子の好きな映画ランキング、
順番はつけられないって言ってますが、
・メリーポピンズ
・サウンドオブミュージック
・チキチキバンバン
・モアナ伝説の海
が好きな映画だそうです。
ジュリー・アンドリュース主演の映画が好きな7歳女子、渋いです。
拙者の母も、妻の母も、ジュリーアンドリュースが好きでしたので、
家系というか、遺伝というか、偶々というか。

2017-05-18

読んだ本(2017-#8):恋愛仮免中

[No.2808]

#8「恋愛仮免中」奥田英朗、荻原浩、原田マハ、窪美澄、中江有里

奥田英朗、荻原浩というお気に入りの作家が含まれている短編集です。
作家を批評できるほどの読書量や見識はもちろん持ち合わせておりませんので、
単なる好き嫌いなレベルのコメントですが、
やはり奥田英朗、荻原浩両氏の作品は好きです。
選ばれた言葉、脈略、登場人物の気持ちに想いを馳せると、
なんだかこちらまで気持ちがホッコリするようです。

萩原浩さんに感じる特徴として、
過去と現在を軽快に自由自在に行き来し、
でも読んでいる拙者が混乱しない読みやすさ。

2017-05-16

観た映画(2017-#10):ジャック・リーチャー Never Go Back

[No.2807]

元アメリカ軍警察捜査官だったトム・クルーズ演じる主人公ジャック。
内部の汚職も捜査対象となることから、軍内部からの攻撃や妨害も。
現役捜査官に捜査協力を依頼したところ、現役捜査官が逮捕され、
まずは救出を・・・から映画は始まります。

トム・クルーズのアクション映画といえば、
「ミッション・インポッシブル」シリーズがあります。
同じ俳優さんが、違うアクション物に出演するとついつい比べます。
ミッション・インポッシブルよりはハイテク要素が少なく、
走る、飛ぶ、殴る、蹴るの要素が多いです。

大事な人や家族を守るためには、やはり強さが必要だと感じます。

大好きな従兄は、拙者にとってはトム・クルーズのように
格好良くてあこがれの存在です。
従兄に結婚を報告に行った時に言われたことを思い出します。
「何があっても家族を守らんといけん、男じゃけーのぉ」

従兄に話したら、どんな返事をくれるかなぁ、と最近思います。
家族を守るためには、仕事も頑張らないといけないし、
お金も必要だし、楽しみも必要だし、お金も必要だし、
知恵や知識、周囲の方々の助けも必要で、難しいと言っても、
「それでも何とかせにゃいけんじゃろぉ、男じゃけーのぉ」
と言われるような気がします。

2017-05-13

Corona Personal Chair


[No.2806]

デザイナーのPoul M.Voltherが
メーカーのErik Jørgensenで
製造したのが、このコロナチェア。

男のロマンの一つには、
書斎や自分の部屋を持つ、や
お気に入りクルマでドライブする、が
あると思っているのですが、
今の拙者にはどちらも夢のまた夢。

リビングでソファではなく、
どっかりとラウンジチェアに座ることも
拙者にとっては ロマンの一つです。

10年前にお店で遭遇して座ってみてから、
ずーっと、いつかはきっと、と思い続けている
このコロナチェア。

今日、久しぶりにお店に行って試しに座らせていただきました。
背中、体全体を包み込んでくれるようなホールド感。
やっぱりいい、いいなー。
これに座って、少しの間でもゆったりとした時間を味わう
それが似合う男になりたいです。
お値段ですが、テニスラケットが25本くらい買えます。
リビングに置くには大き過ぎない? という家族のネガティブな意見もあり。
さあどうなる? どうする?

2017-05-08

ゴールデンウィークの特別感と日常感

[No.2805]

終わってみると
アッと言う間のゴールデンウィークでした。
朝は少しノンビリできるし、
暖房器具をトランクルームに片付け、
不要となった玩具やいろいろを
整理できたので少しスッキリです。


ゴールデンウィーク前の目論見としては、
もっといろいろ片づけて、
もっとスッキリする予定だったし、
いろいろお出かけの気持ちもあったのですが、
チビ子が入学していろいろ疲れているだろうし、
ピアノの発表会もあるし、
何より、拙者も妻も
人ごみが苦手なので、欲張らないようにしました。

と言うものの、
我が家では早めに起床するチビ子に
毎朝熱烈に起こされ、
朝から一緒に遊ぼうと誘われる毎日。
嬉しい事とは思いつつ、
もっと寝ておきたいという気持ち。

結局起こされるものの、
連れて行かれたリビングのカーペットに寝転ぶ拙者。
拙者にくっついたままで遊んだり、
テレビを見ているチビ子。

チビ子とバルコニーのプランターを植え替えて、
バルコニーを掃除して、
疲れたので一緒にお風呂に入って、
晩御飯を食べて、
絵本を読んで寝かしつけて、
夜のテニススクールレッスンに出かけて、
人数少なめで満喫。

叔父さん宅でバーベキューを堪能し、飲み、話し、笑い、
仲良しのご家族の晩御飯に呼ばれて、
手巻き寿司をご馳走になり、
ご主人やばあばともいろいろお話して楽しく過ごし、
チビ子の大好き友達のご家族とも急遽晩御飯を楽しく食べて。
遠出はゼロでしたが、
愉快で嬉しいイベントたくさんでした。
幼稚園で知り合ったことがきっかけだったりしますが、
大人になってから友達が増えるのはとても嬉しいことです。
幼稚園を卒園後は、違う小学校になったりしますが、
それでも仲良くしてくれるのは、とても嬉しいことです。

快晴の下で日傘を差して歩く妻とチビ子の後姿を見て、
チビ子の成長をなんとなく感じる、父、感涙。






午後のおやつを
近所のお気に入りにケーキ屋さんで、
いつもと同じイチゴのショートケーキ。

初めてチビ子と一緒に映画館で
映画を観ました。
「美女と野獣」の戦闘シーンは
ちょっと怖かったみたいですが、
家族で楽しめました。

少し特別感があり、
日常感も満載だったゴールデンウィーク。
今度はチビ子の夏休みとか
拙者の長期休暇を楽しみに、
毎日のあれやこれやを乗り切ろうと思います。


2017-05-06

読んだ本(2017-#7):80の物語で学ぶ働く意味

[No.2804]

#7「80の物語で学ぶ働く意味」川村真二

本田宗一郎、吉永小百合、田中正造、土光敏夫、坂本九、
杉原千畝、出光佐三、王貞治、小澤征爾。。。
成し遂げた業績や偉業を見聞きした方々が、壁にぶつかった時に、
どんな言葉を発したか、どんな行動をとったか、
とても興味のある本でした。

本田宗一郎氏のエピソードは、
アメリカの取引先を接待していた時に、
アメリカ人がトイレで入れ歯を落としてしまった時のことでした。
本田氏は、また汲み取り式のトイレの肥溜めに服を脱いで入り、
自分で入れ歯を探し出した。
入れ歯を十分に洗った後に、自分の口に入れてみせて、
「こんなにきれいですよ」と言って見せたと。

今の拙者はどうだろう? 
本田氏のように肥溜めに入り入れ歯を探し出せるだろうか?

以前の上司に言われたことを思い出します。
本気になれば、本気になっていない周囲に腹も立つ。
とにかくやってやろうと思えば、苦にならないことも増える。
格好なんてつけている余裕も暇もない、と。

広く深くなる仕事、やっかいな課題が自分の仕事に関連する状況、
当たり前ですが、仕事がどんどん難しくなります。
それも自分がしゃかりきになればなんとかなるというよりは、
関係メンバーで共有して取り組むことも多くなりました。

俯瞰する能力や視点も必要ですし、
現場で戦力になることも必要です。
まだ明確にわかった訳ではないのですが、
いろんなヒントがこの本にはあるような気がしました。

2017-05-01

ハンモックシーズン到来


[No.2803]

今年になって初めて
お気に入りのハンモックを
バルコニーに出してみました。

やはり今年も一番乗りは
チビ子に奪われました。

暖房も冷房もいらない、
蚊もほとんどいないこの季節、
ハンモックで揺られていい気分です。
ゴールデンウィークのいいスタートです。