フォロワー

2026-03-09

読んだ本(2026-#23):ゼツメツ少年

[No.4112]

#23「ゼツメツ少年」重松 清

最初に表紙を見た時に気になったまま読み進めましたが、エピローグまで読み終えた時に、すべてに納得ができました。

中学2年生のタケシ、小学高学年男子のリョウと女子のジュン、3人で家出することになりました、このままではゼツメツすると。

ゼツメツとは、学校や家庭に自分の居場所がないなど、自分が自分でいられない環境にあることだと読み進めて気づいたのですが、どんどん胸が苦しくなりました。

学校のいじめ、傷害でもないかぎり、加害者に刑事罰が適用されることはなく、ましてや未成年への処罰はほぼないですが、加害者の負う傷は、もしかしたら一生背負うことになるかもしれないほど、深くまた疼くこともあります。

無視するとか、陰口を言おうとする方にも精神的な闇を抱えているのだと思いますが、ゼツメツという気分を感じてしまう子供が、1人でも少なくなるように、明日が楽しみだなと満腹感を覚えながら布団に入れる子供が増えるように、大人が頑張れないと、大人が子供を守ってあげないといけない、という気持ちが強くなります。

イスラエルとアメリカが、イランに攻撃を始めて1週間。爆撃の映像の中にも、たくさんの家族や人がいると思うと、大人の言う正しさ、本当に議論して白黒つけないと子供に説明がつかない、と思っています。

0 件のコメント: