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2019-12-20

読んだ本(2019-#27):外資の流儀

[No.3124]

#27「外資の流儀」中澤 一雄

マクドナルドやディズニーストアという外資企業で華々しく活躍したビジネスマンの
自慢話として受け止めると、とても損をします。
日本企業に勤めるビジネスマンやサラリーマンは必読と思います。

必読と思う理由ですが、組織の中で働いていると感じてくる
マンネリや変化への危機感の希薄さ、
終身雇用という幻想のような実態、
組織や部署間の壁、
決断にスピードが出ない仕事のやり方、
プロセスを重要視し過ぎるあまり、
プロセスを作ったり守ること自体が仕事になっている、

これらの課題や実態が、かなりの危うさにあることを気付かされてくれます。
実際、自分の会社が倒産する可能性がある、と危機を感じているサラリーマンよりも
感じていないサラリーマンの方が圧倒的に多いでしょう。
急に業績が下振れして、解雇を言い渡されることもないと思っているでしょう。

日本の最大企業であるトヨタ自動車でさえ、
終身雇用の継続は無理、と言い出しています。

新卒社員の一括採用にも、拙者は個人的にはかなり疑問を持っています。
企業にとって、何の意味があるのか?

拙者は、プロフェッショナルなビジネスマンとして、
競争力もあり、チームに寄与できる、社会に何か貢献できる存在を目指します。

2019-12-19

アウトプット>インプット=カッスカス

[No.3123]

今月は時間が作れることもあり、本を読んだり映画を観たりの
インプット(入力)を増やすことが出来ています。

とても個人的な経験に基づく仮説ですが、
アウトプット(出力)する機会に比例して、
インプット(入力)する機会や情報が少なるなると、
結果的にいい報告、説明やプレゼンテーションが出来なくなります。

社内のいろんな部署から説明会やプレゼンテーションを依頼されたことがあり、
一ヶ月で8回ぐらいこなしたことがあります。
他の方と比較して、拙者の理解や情報が先行していて、
外部の専門家との議論もしていたし、海外の現地との検討も進んでいたので
依頼されたのです。

そればかり仕事している訳でもないので、
毎度毎度、資料を更新することもなく説明会やプレゼンテーションを行うのですが、
5回目くらいから、自分でマンネリを感じますし、
聞いてくれている人に分かるように話す、ではなく、
自分で話そうと思うことを話す、になってしまっていることに気が付きました。

回数を重ねる毎にこの思いを強くなるし、中身はカッスカスな気持ちになります。

いいアウトプットをするためには、相手のことを理解することも重要ですし、
準備としては、いいインプットをしておくことも重要です。
ビジネス本ばかりでなく、エッセイや自叙伝、哲学や小説もいいインプットになります。
いいインプットのために本を読んだり映画を観るわけでもないですけど、
やっぱり、いろいろ観たり、読んだり、聞いたり、話すことはやっぱり大事と思います。

2019-12-17

観た映画(2019-#13): コンフィデンスマンJP(ロマンス編)

[No.3122]


信用詐欺師(コンフィデンスマン)が主人公のテレビドラマの映画化です。
長澤まさみ演じる主人公ダー子の大胆で快活な様は爽快です。
騙し騙されの重なりで、
誰と誰が仲間で、どっちとどっちが敵か味方かが混乱するのも気持ちよく。

何が本当で、何が嘘か、
誰が味方で、誰がてきか、
そんなスリリングな毎日は送りたくないですが、
映画として楽しむのは、とてもいいです。

読んだ本(2019-#26):私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む

[No.3121]

#26「私たちは子どもに何ができるのか」――非認知能力を育み、格差に挑む

「成功する子 失敗する子」の著者であるポール・タフ氏の著作です。 
著者はジャーナリストであって、教育研究者ではないですが、
アメリカにおける貧困と子供の教育について、
いろんな研究や調査から、非認知能力の育成に挑む方です。

認知(話す、聞く、言葉を理解するなど)の能力だけでは、
成績が伸びたりしない、成果が出ない、ということは感覚的に理解できます。
でも、実際には勉強時間や機会が少ないと、
成績が伸びない、という仮説は、わりとすんなり受け入れてしまう日常。

拙者自身の体験に基づく想いですが、
「我が事として捉えたら、やるしかない」に尽きます。
出来るか、出来ないかの議論では問題は解決せず、
やるか、やらないか、の議論をしなければ、どんな問題や仕事も
成果は出ないと思うのです。

出来るか、出来ないかの議論 → 認知能力
やるか、やらないか → 非認知能力

非認知能力と認知能力は、セットで鍛える必要がありそうです。
耳の痛い指摘ですが、著者曰く、非認知能力は
周囲や環境、つまり親や周りの人間関係が影響を与える、とあります。
子供の自主性を尊重し促し、成果を素直に褒め、肯定する。
間違いを指摘したり、正解を急かせては非認知能力は伸びず、
モチベーションも増大しない。 

やはり子供の教育は親や周囲の大人次第。
塾にするか、お習い事をするか、の以前に大事な視点がありそうです。
しかし、塾、習い事、繰り返し練習などのツールや手法に終始してしまうのは、
結局、親の思慮や考察が足りないような気がしました。 


2019-12-16

読んだ本(2019-#25):世界で学べ

[No.3120]

#25「世界で学べ」大谷 真樹

いい人生にするためには、安定した仕事に就いて、
大企業か公務員ならなおいい。
そのためには、いい大学に入って卒業が必要で、
前もって、高校や中学でも勉強する習慣や勉強嫌いにならないようにしないと。
勉強だけではなくて、子供の時から英会話に親しんでおく方がいいし、
子供の時ならネイティブの発音に慣れやすいし。

まあ、そう考えていることに真っ向から反論しませんが、
拙者は常々違和感を覚えるのです、この手の子育て論。

いい人生、とはどんな人生?
安定した仕事って何?
大企業や公務員は安定している?
いい大学、の”いい”って何?
子供の時から英会話に親しんだ方がいいって本当?英会話だけ?

そんな違和感に、真正面から応えてくれているように感じました。
賛否両論はあるでしょうが、拙者は、だよな、と感じることが多かったです。

お友達、人生の先輩に借りた本です。ありがとぅー。

2019-12-14

元気メニュー(お好み焼き編)


[No.3119]

寒い毎日です。
年末だから当たり前ですが、
年賀状作成、クリスマス準備、
大掃除の前掃除など、
いろいろバタバタ。


最近少し読書の量が
少ないことが気になっていました。
蔵書の中から、もう一回読んでみようと
「人を動かす」(D・カーネギー)を
見つけて手に取ると、
この本をいただい
当時の上司の付箋メモが貼られたままで、
読んで懐かしくホッコリです。


元気メニューはお好み焼き。
友人D曰く、
押さえないで焼くのが美味しさのコツ、
を実践し20年。
今回も押しませんでした。

2019-12-06

観た映画(2019-#12):ジョン・ウィック チャプター2

[No.3118]

キアヌ・リーブス主演の伝説の殺し屋が主人公。
主人公ジョン・ウィックの冷静さも残忍さがかなり印象的で、
また男も惚れてまうくらい強さですが、
この映画の印象は何より、
相手が悪党とはいえ、

殺しすぎ

です。

2019-12-04

観た映画(2019-#11):ファーストコンタクト

[No.3117]

世界の12箇所に、同時に巨大な幾何学的物体が着陸し、
どうやら内部には、地球外生命体それも高度な知識と言語を持つ存在がいる、
となると、実際にはどんなやりとりが行われるのでしょうか?
地球外生命体とコンタクトして、意思の疎通を図ろうとするのですが、
この映画の登場人物の言語学者は見事です。

地球外生命体の発する記号に意味を見出し、
意思の疎通を図るばかりでなく、時間の流れが非線形であることの概念に
拙者の頭や理解がついて行きませんでした。
時間の流れが線形であるということは、
過去から現在があり、現在の先に未来があるわけですが、
非線形である場合、過去と未来が連携したり、
未来が過去に関与するという事態がおきます。

そもそも時間の流れとは何か、時間とは何かを考え込んでしまいました。

主人公が見つけた時間の流れとは、
家族や愛情に関するつながり、結びつき、
時空を超えた思い出や慈しみの思いやりだったと思うので、
この映画はSFではなく、ファミリー映画だと思いました。

2019-12-02

薬か癖になる毒か、天下一品


[No.3116]

毎日食べようとは思いませんが、
少し元気出したいと思うと、
結局、餃子か味噌ラーメンを
欲する自分に気がつきます。

少し元気が出したくなったので、
用事が終わった夕方に、
晩御飯で立ち寄った時の一枚です。
年齢を重ねると、あまり食べられなくなる、
という周囲の声もありますが、
拙者はまだまだ、時々食べたくなります。