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2019-12-17

読んだ本(2019-#26):私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む

[No.3121]

#26「私たちは子どもに何ができるのか」――非認知能力を育み、格差に挑む

「成功する子 失敗する子」の著者であるポール・タフ氏の著作です。 
著者はジャーナリストであって、教育研究者ではないですが、
アメリカにおける貧困と子供の教育について、
いろんな研究や調査から、非認知能力の育成に挑む方です。

認知(話す、聞く、言葉を理解するなど)の能力だけでは、
成績が伸びたりしない、成果が出ない、ということは感覚的に理解できます。
でも、実際には勉強時間や機会が少ないと、
成績が伸びない、という仮説は、わりとすんなり受け入れてしまう日常。

拙者自身の体験に基づく想いですが、
「我が事として捉えたら、やるしかない」に尽きます。
出来るか、出来ないかの議論では問題は解決せず、
やるか、やらないか、の議論をしなければ、どんな問題や仕事も
成果は出ないと思うのです。

出来るか、出来ないかの議論 → 認知能力
やるか、やらないか → 非認知能力

非認知能力と認知能力は、セットで鍛える必要がありそうです。
耳の痛い指摘ですが、著者曰く、非認知能力は
周囲や環境、つまり親や周りの人間関係が影響を与える、とあります。
子供の自主性を尊重し促し、成果を素直に褒め、肯定する。
間違いを指摘したり、正解を急かせては非認知能力は伸びず、
モチベーションも増大しない。 

やはり子供の教育は親や周囲の大人次第。
塾にするか、お習い事をするか、の以前に大事な視点がありそうです。
しかし、塾、習い事、繰り返し練習などのツールや手法に終始してしまうのは、
結局、親の思慮や考察が足りないような気がしました。 


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