#46「経済は感情で動く」マッテオ・モッテルリーニ
経済学に興味を持ったし、学科専攻も経済学でしたが、どうにも理論経済学を理解しても納得感のない学生時代でした。書いてあることは理解できても、自分ではまったくそうは思えない。需給曲線の概念は理解できるけど、曲線の実態はあるわけではないし、賃金決定も実際は儲かっている会社、大手の会社は多いだけだろうし。
そもそもホモ・エコノミクスという概念があり得ない、と感じた拙者には、理論経済学を学ぶということは、限定的な意味しかなかったのかもしれません。
行動経済学という学問分野が、拙者が社会人になってから叫ばれるようになったことと、実際に顧客データを分析してターゲットセグメントを考えていた時に、理論経済学はあまり役立たず、もっぱら行動経済学的な発想で戦った、楽しむことができました。
ファスト&スロー(上)(下)、予想どうりに不合理、NUDGE、これらの本を学生時代に読んでいれば、行動経済学と統計学に興味をさらに早期に持ったと思いますし、研究領域に進んでみたいと気持ちが強まったかもしれません。
日本での勉強や研究よりも、欧米の大学に進みたい、と思ったような気がします。
自分が合理的な判断ができると思っている人に限って、数量的、客観的なデータに基づいた合理的な判断ができないことがある、という事実は確かにあります。なのでよく考えたり、調べたり、誰かのアドバイスを参考にしてみたりする必要があります。






