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2022-01-10

読んだ本(2022-#2): GIVE & TAKE

[No.2927]

#2「GIVE &TAKE」アダム・グラント著 楠木 建 監訳

約7年半ぶりに読んでみました。いろんなエッセンスを忘れていたり、思い出してみたくなったことがあったので。

年齢的にも、教えてあげたりサポートしてあげた方がいい場面に遭遇することが多くなっているように思います。かたやビジネスマンとしては、自分やチームの成果を最大化しようと、こだわったり、粘ったり、奮闘したりするわけですが、自分が頑張るだけではどうにもならなかったり、自分以外の誰かにやってもらう方がいい事もあります。

  • ギバー:人に惜しみなく与える人
  • テイカー:真っ先に自分の利益を優先させる人
  • マッチャー:損得のバランスを考える人

マッチャーが一番いい感じなのですけど、ビジネスマンを続けていると、マッチャーでは秀でた成果は出せないような気がしてきたのです。最適解が多数決では導き出せないと感じると同じように、バランスを取ることでは、周囲との協調は効果的に構築や継続ができるかもしれませんが、外的要因とも戦う環境では、組織やチームとしての協調よりも、戦略や推進力がより大事な気もするのです。

拙者自身、テイカーだとは思いませんが、もっとギバーになってみたら、もっと違う局面や景色になるような気がしています。ギバーが単なるお人好しになってしまって、テイカーに踏みにじられる可能性もあるのですが、相手に共感し過ぎたり、相手を信用し過ぎないのであれば、ギバーの成功に近づけそうです。

自分以外の誰かのために、そんな思いを持って仕事をしたり、プライベートでも時間やエネルギーを使うと、やっぱり人生が豊かになるような気がします。

またしばらくしたら、きっとこの本をまた読むと思いました。

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