フォロワー

2019-12-04

観た映画(2019-#11):ファーストコンタクト

[No.3117]

世界の12箇所に、同時に巨大な幾何学的物体が着陸し、
どうやら内部には、地球外生命体それも高度な知識と言語を持つ存在がいる、
となると、実際にはどんなやりとりが行われるのでしょうか?
地球外生命体とコンタクトして、意思の疎通を図ろうとするのですが、
この映画の登場人物の言語学者は見事です。

地球外生命体の発する記号に意味を見出し、
意思の疎通を図るばかりでなく、時間の流れが非線形であることの概念に
拙者の頭や理解がついて行きませんでした。
時間の流れが線形であるということは、
過去から現在があり、現在の先に未来があるわけですが、
非線形である場合、過去と未来が連携したり、
未来が過去に関与するという事態がおきます。

そもそも時間の流れとは何か、時間とは何かを考え込んでしまいました。

主人公が見つけた時間の流れとは、
家族や愛情に関するつながり、結びつき、
時空を超えた思い出や慈しみの思いやりだったと思うので、
この映画はSFではなく、ファミリー映画だと思いました。

0 件のコメント: