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2026-02-01

読んだ本(2026-#11):料理と利他


[No.4084]

#11「料理と利他」土井 善治、中島 岳志

料理研究家の土井先生と、東京工業大学の哲学の教授との対談が本になりました。コロナ禍で人に会えなくなったり、仕事が変わったり、無くなったりしたことが、料理研究家の土井先生にも感じること、変わるきっかけにもなったことが、まず少し驚きでした。

ニコッとした笑顔が印象的な土井先生、泰然とした雰囲気、受け止める器、ユーモアで笑い飛ばす鷹揚さを感じていましたが、利他であること、料理は地球と生き物と人間を繋ぐものであるということ、「混ぜる」と「和える」の違い、西洋料理と日本料理の違い(どっちがいいとか悪いではなく)などのお話や言葉を読むと、実態を受け入れて、ベストを尽くすことや、足すことではなく本来の良さや特徴を削ぎ落とすことで、いいものや価値が見出せる、そんな事を感じます。

料理だけでなく、豊かに生きることのヒントも感じます。仕事や人との関係にもいいヒントがあるように思います。わかりやすく話してくれていますが、考え抜いたんだろうなと思います。やっぱり自分で考え抜いて言語化することは、大事ですね。

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