フォロワー

2019-12-20

読んだ本(2019-#27):外資の流儀

[No.3124]

#27「外資の流儀」中澤 一雄

マクドナルドやディズニーストアという外資企業で華々しく活躍したビジネスマンの
自慢話として受け止めると、とても損をします。
日本企業に勤めるビジネスマンやサラリーマンは必読と思います。

必読と思う理由ですが、組織の中で働いていると感じてくる
マンネリや変化への危機感の希薄さ、
終身雇用という幻想のような実態、
組織や部署間の壁、
決断にスピードが出ない仕事のやり方、
プロセスを重要視し過ぎるあまり、
プロセスを作ったり守ること自体が仕事になっている、

これらの課題や実態が、かなりの危うさにあることを気付かされてくれます。
実際、自分の会社が倒産する可能性がある、と危機を感じているサラリーマンよりも
感じていないサラリーマンの方が圧倒的に多いでしょう。
急に業績が下振れして、解雇を言い渡されることもないと思っているでしょう。

日本の最大企業であるトヨタ自動車でさえ、
終身雇用の継続は無理、と言い出しています。

新卒社員の一括採用にも、拙者は個人的にはかなり疑問を持っています。
企業にとって、何の意味があるのか?

拙者は、プロフェッショナルなビジネスマンとして、
競争力もあり、チームに寄与できる、社会に何か貢献できる存在を目指します。

0 件のコメント: