#86「デトロイト美術館の奇跡」原田 マハ
久しぶりの原田マハ作品です。実在の話をベースに、様々な実在の方や状況から、登場人物を描いた、と仰っています。
デトロイト市の財政破綻をきっかけに、デトロイト市立美術館の収蔵品が売却されそうになったのは事実だそうです。
美術館を訪れるのを日常として楽しむ人、愛する家族と訪れることを喜びとする人、収蔵品を大事に取り扱う人、美術館を大事と思い守ろうとする人、など美術館には、いろんな人が関わっていたり、想いがあったりするのだ、と気づきます。
拙者は、美的感覚が優れているとは思いませんし、いろんな詳しい事も知らない事は多いですが、美術館で絵画、彫刻などを観るのはとても好きです。なんとなくじーっと見て何かを感じる事もあるし、一瞥終わる前に圧倒される作品もあります。
画家の知り合いの方も、わからないでもいいし、どう感じてもいい。でも、すごい作品はやっぱりすごいと感じることが多い、と仰っていたので、気軽にじーっと観てみる、でいいんだろうと思っています。
新婚旅行で行った、パリのルーブル美術館、オルセー美術館、ロダン美術館、フィレンツェのウフィッツィ美術館やアカデミア美術館、また行きたいです。チビ子も一緒に家族で再訪したいです。行ったことないけど、ロンドンの大英美術館、ニューヨークのゲッゲンハイム美術館にも行って観たいです。デトロイト美術館にも行かねば。
0 件のコメント:
コメントを投稿