#85「銀座「四宝堂」文房具店Ⅳ」上田 健次
銀座の老舗文房具で、3世代くらいのお付き合い、ご近所の面々、お店の思い出を大事にしているお客さんとの温かい繋がりの物語の数々。
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとチビ子のオススメをきっかけに読んでいて、続編が読みたいな、と思っていましたが、先日チビ子と本屋をぶらぶらしていた時に発見。どうやら2日前に発行されていた、というナイスなタイミング。
相手を気遣える関係、数年ぶりの再会、初めてのお客さん、それぞれの優しい気持ちでもてなす、四宝堂。
銀座の文房具屋に、給料日の度に行って、でも買わずに眺めるだけだったり、お気に入りのノートやメモパッド、普段使いのボールペンやシャーペンをこだわりで見つける楽しさ、を拙者も大事にしていました。
文房具には、物語があるような気がします。アイデアを下書きするシャーペン、論理をメモしてみる万年筆、ここぞの署名で使うボールペン、いつも3種類のペンをペンケースに入れるようになったのも、銀座の文房具屋さんに通い始めてからです。
モデルとなった建物があるらしいので、今度機会があれば行ってみたいです。このⅣの続きが早く読みたいです。あのドライブがどうなるのか。
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