フォロワー

2009-02-24

読んだ本(2009-#6,#7,#8)

[No.975]

#6「ポトスライムの舟」津村 記久子

第140回芥川賞を受賞作品とのことですが・・・残念です。
拙者には、芥川賞に選出された素晴らしさが体験できませんでした。
読んでいて感情移入がまったくできませんでした。
自分でも分からなかったのですが、読み終わってから感じました。

登場人物の表記がカタカナなので、男性なのか女性なのか、イメージとして登場人物を掴みづらくなっているのではないか、と思いました。
精魂込めて書き上げた作品を評するようなことになって、拙者も不本意です。

----------------------------------------------------

#7「波のうえの魔術師」石田 衣良

株式の相場で、ある銀行に復讐するお話。
どこかで観た事ある、と思ったら、長瀬智也と植木等でドラマ化された
「ビッグマネー! ~浮世の沙汰は株しだい~」の原作でした。

あくどい銀行の餌食にされた高齢者達を救う伝説の相場師と若者。
小説のようには株の取引で大きく稼ぐことは難しいのでしょうが、なんだか気分爽快な気分になりました。

契約する時にはきちんと契約書を読んで確認しなくてはいけないし、
うまい話には気を付けなくてはならない、ことも肝に銘じました。

グラフの上下に一喜一憂してしまうことが確実な拙者は、
小説のようなディーリングはできないでしょう。
コツコツ働くことにします。

----------------------------------------------------

#8「リーダーシップの旅」見えないものを見る 野田 智義/金井 壽宏

いやー、この本は友人から紹介してもらったのですが、深く読み入る内容でした。
拙者がチームメンバーとどのように関わるか、育成をサポートするかということを考えていたという時期でもあったのですが、目から鱗の話、なるほどーな話、やっぱりそうなんだとウナヅク話と盛りだくさんでした。

決して学問的な組織戦略論やリーダーシップ論にとらわれるのではなく、
いかにしてリーダーになるかを垣間見れた本です。

少しだけメモ。
・リーダーとマネージャは違う。
・リーダーは人間として信頼されなければならない。
・着いて来てくれるメンバー(フォロワー)がいて初めてリーダーとなる。

マネージャーだけどリーダーシップがない人、
リーダーシップがあるマネージャー
リーダーシップはあるけどマネージャーではない人、
マネージャーでもなくリーダーシップもない人

いろんなビジネスマンのタイプがありますが、拙者が目指す方向は決まりました。

0 件のコメント: