[No.1322]
通勤時にiPod touchでレンタルしたDVDを鑑賞するのが 日常のささやかな楽しみであります。 「バタフライ・エフェクト」(Butterfly Effect)を先日観て、 今「バタフライ・エフェクト2」を観ています。 バタフライ・エフェクトとは、 ブラジルの蝶が羽ばたくとテキサスで竜巻が起こる、 という比喩に使われるように、 ・些細な出来事が連鎖して大きな変化をもたらす可能性があること ・その些細な出来事からは大きな変化の予測をすることは難しいこと を端的に表現された言葉です。 映画「バタフライ・エフェクト」ではある事をきっかけに、 自分自身は記憶を保持したまま過去に戻り、自分の行動をやり直すことができます。 やり直した結果は、自分が意図する将来だったり、予想外の将来だったり。 些細な変化が、将来に大きな変化をもたらしてしまうことが表現されています。 今でも後悔しているという訳ではないにしても、今でも思い出す失敗や残念な思いはあります。 あの時○○していれば・・・、もっと□□していたら・・・キリがないかもしれません。 野球の試合でのエラーや見逃し、結果の悪かった試験、 好きな女の子に伝わらなかった思い、なんとなく疎遠になった友人、 「バタフライ・エフェクト」を観て、もし人生をやり直す事が出来たらという思いは抱きましたが、 人生をやり直したい、と拙者は思いませんでした。 これには父の教えが強く影響していると思います。 お説教じみたことをほとんど言わない父ですが、 いくつか繰り返し教えられてきているメッセージがあります。そのうちの一つが、 「しんどい、嫌、でやめず、トコトンやってみたら、よかったと思える何かを得られる」 です。これが拙者もライフスタイルの基礎、拙者がガッツ、ガッツ、というのもここから。 ということは、挑戦せずに、萎縮して、遠慮して、緊張して後悔するよりも、 思い切り、存分に自分の考えを表明したり、行動した方がいい、ということですかね? 自分をわきまえ、慎み深く、思いやりを持つこととのバランスは大事だと思います。 自分や他人を誤魔化したり、騙したりするのは、やっぱりしない方いい、が今日の結論。
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