[No.1634]
#1「CASSHERN」
紀里谷和明監督の作品を観るのは、GOEMONに次いで2作品目です。
Webサイトの観た人コメントを見ると、
いいと悪いに、評価は真っ二つになっているような気がします。
拙者は楽しんでみることができました。
独特の世界観、映像美、特に光と影の印象が強いです。
ストーリー進行は慣れないスピードや展開であることは否定しませんが、
観終えて感じるメッセージもあるし、観た本人がいい、と思えればいいのだ。
割と辛辣な評価コメントを見てみると、
場面設定が架空であることに端を発する違和感が、
好きになれない(嫌悪感=批判)という共通なものを感じました。
映画は映画だと割り切って浸れば、楽しめるのになぁ~と思います。
単純に、ハッピーエンドでないとスッキリしないから嫌、という映画ファン、
勧善懲悪ではない不条理感が残ることが嫌、という映画ファンもいるでしょう。
ハッピーエンドでなくでも、不条理感があっても、
観た後にメッセージを感じることができるかどうか、が拙者の映画の良し悪し基準です。
この映画、「良」だと思います。
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