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2015-05-05

読んだ本(2015-#6):まるわかりインダストリー 4.0

[No.2455]

Internet of Things (IoT) や M2M (Machine to Machine)が
キーワードになったビジネス会話も増えています。
第4次産業革命です。

この連休中に、脳みそにビジネス的なインプットもしておきたい、
と思って読んだ本です。
ムック本ですが、拙者にとっては読んで理解しやすい内容でした。
ほぼあらゆる物が、インターネットで接続される時代も
既に実現していると言えます。
便利なような、厄介な事態が起こる事も想像されますが、
人間の知恵として、これらの技術やインフラを有効活用し、
豊かな社会生活を実現したいものです。
拙者の仕事も、これらに関連する、新しい事業領域を作る等の
関わりをしたいものだと思います。

しかし、ここで一考、再考。
「豊かな」とは、何なのでしょうか?
貧困状態ではないことであるとは想像しますが、
どこまで技術が進歩して、経済的な成長を実現したとしても、
目指すべき「豊かさ」が何であるか分からないまま、突き進むのでしょうか?

インダストリー 4.0 が実現する「豊かさ」とは何か?
出来なかったことが出来るようになる、のはいいですが、
経済的成長を、みんなで世界の人々と共有することは今まで出来ていないし、
これからもなかなか出来ないだろうし。

J・K・ガルブレイズ「ゆたかな社会」をちゃんと読んでみようと思います。
社会科学で解けるか? 哲学か? 倫理か? 歴史か?
個人主義や合理主義ではなく、「お互いさま」な考え方や行動に
ヒントがあるような気がしているのですが、
うまく説明出来ないので、出直します。

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