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2023-11-28

おろしハンバーグ

 

[No.3341]

自分で作って食べる、という事に何も特別感もなく、必要ならば作るし、そんなに食べられないわけでもないし、上手なわけでもないけど、まあ自分で作ります、拙者はそんな感じです。

18歳で一人暮らしを初めて、カレーライスを食べたいし、外食するお金もないしとなると、そりゃ自炊となるわけです。

カレーライスは、鍋で作ると3日くらいは、カレーライスとカレーうどんで事足りるし、おかぁんに教えてもらった大雑把な作り方で、何とかなりました。まあ実際、何度か鍋を焦がしたこともありますけど。

一口ガスコンロのアパートでしたけど、チャーハンとお好み焼き、焼きそばも作ってましたね。そのうち、友人が食べに来たりもしていました。

社会人になってからも、平日は料理しませんでしたが、週末はカレーライスや焼きそばくらいは作って食べていました。割安ですし、自分のカレーライスが好きでしたので。

結婚してから、キッチンも大きくなったし、一緒に食べてくれる家族もいるし、メニューのバリエーションも増えました。実家に帰省した時には、父にも食べてもらいますし、LINEビデオ通話で、今晩はハンバーグを作って食べた、と言うと驚きます。

いやーっ、俺の作るハンバーグなんて簡単よ。タマネギ、ニンジン、シイタケを刻んで炒めておいて、玉子を割ってパン粉と混ぜて、そこに牛豚の合挽肉を入れて、塩とナツメグをかけて炒めた野菜を混ぜてこねて焼くだけ。

タマネギ、ニンジンを刻んで炒めて混ぜるのは、おかぁんのマネッこです。シイタケも刻んで炒めるのは、拙者のアレンジです。シイタケがあった方が、風味も味わいもよくなりますので、みなさんにもおすすめです。

と話すと、それだけいろいろ大変そうだ、が父のコメントでした。と同時に、面白がっていろいろやってみたらいいよね、とも話します。89歳の父がこれからガスで料理するのはハードルも高いのですけど、読んでみたことのない作家の本を読むとか、映画を観るとか、散歩中に出会った人と話してみるとか、興味を持ったことを楽しんでみる、やってみるという姿勢は、人生を楽しむ上で、大事なことなんだと思います。

我が家で作って食べるハンバーグは、近年ソースではなく、大根おろしの醤油がけです。肉々しさが気になるにおいも緩和され、お肉の脂もさっぱりと食べられます。大きいハンバーグを焼きたくなりますが、ハンバーグが厚いと中まで焼くのが結構難しいことも、自分で作ってみるとわかります。あと、肉汁がジューシーでなくても、野菜を混ぜてしっかり焼いたハンバーグは美味しいことも気が付きました。

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