[No.776]
前回の海外出張の帰り道の話。
出張先から、
アメリカ国内で一度乗り換えてから、
日本に戻るというパターンでした。
ボルチモアの飛行機出発が9:20頃。
乗換え地シカゴには10:40頃到着し、
日本行きは12:05に出発の予定。
シカゴでの時間が1時間25分と
そんなに余裕もないけど・・・
と少し心配していたのですが。
9:20出発の飛行機が、
アメリカ国内の悪天候によって出発が遅れてしまいました。
拙者は自分の腕時計を見ながら焦っていましたが9:40にようやく出発。
まあ乗換え地シカゴには11時くらいには到着するだろうと思いながら、スヤスヤと寝てしまいました。
フライトは順調です、というアナウンスに安心していたのですが、
自分の腕時計を見てみると、シカゴに着陸したのは、なっなんと 11:50 !!!
おおおおおおおおおおお
乗り遅れるううううううううううううう
あああああ、まさか乗り遅れるなんてどういうことだ?
フライトは順調だって言ってたじゃないか??
今から急いでもチェックインに間に合わないかもしれないけど、
飛行機の遅れで待ってくれているかもしれん。
ターミナル3からターミナル5に移動しなくてはならず、
「WHERE IS TERMINAL 5 ?」 と
途中すれ違った3人ぐらいの人に聞きながら走り、
移動の電車に乗り、
電車の中から携帯電話で航空会社サービスカウンターに電話をかけて、
「対応を考えて欲しいっ」 と我ながら無茶なお願いをしながら
航空会社のカウンターめがけて走ること約10分。
カウンターには誰も搭乗客は並んでいない・・・。
あああぁ、もうチェックインも終わって搭乗も締め切ったんだろうな。
でも最後まで諦めずに行ってみようとダッシュは続けました。
拙者の腕時計は、12:10。飛行機が出発した5分後のことでした。
そこに日本語で話しかける航空会社の女性が。
「お客様、●●航空のお客様ですか」
はいそうです、と息も絶え絶えの拙者の声に対して
「日本行きの飛行機には間に合います、あと1時間後に出発でございます」
えっ、待っててくれたん?
それとも何かトラブルで遅れてるの?
もう出発しているはずなのに?
という表情の拙者に対して、
「お客様、現在ここシカゴは、11:15でございます」
嘘言うな! 俺の時計は12:15だっちゅーの
「よく勘違いされるのですが、ボルチモアとシカゴには、1時間の時差がございます」
「必死の形相で走られていらっしゃいましたが、もう大丈夫です」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
そうだったのかぁ。
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画像をご覧ください。
アメリカ合衆国には、5つのTime Zoneがあります。
乗換え地シカゴに到着した時の拙者の腕時計は、
シカゴの現地時間ではなく、
ボルチモア時間のままになっていた訳です。
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大都会シカゴの国際線ターミナルの中を、
「WHERE IS TERMINAL 5?」と、質問と言うよりも叫びながら、必死の形相で走り抜けた日本人、
拙者だけかもしれません。
今日のつぶやきは、とても長いものになり失礼致しました。
失礼ついでで恐縮ですが、ぜひコメントをお寄せください。
4 件のコメント:
飛行機を降りたところを読んだ辺りで、なんとなくオチがわかりました。
アメリカ本土へ行ったことはないのですが、海外へ行くと時差は常に気になります。着地の時刻って、ここの時間だと何時だっけ?とか。
国際線の時刻って何時間飛んでいるのか見ているだけではわかんないですよねぇ・・・。
冷静に考えると、時差あるっけ?と考えるでしょうが、もう帰る気十分の状態だと私でも同じことをやらかしそうです。
とりあえず、無事に帰れてよかったですね。
「日本人って、いまだに忙しいんやなあ」と、
身内に話した人が何人かいるでしょう。
まあ、ウケてなんぼの関西人としては、最高です。
インドには時差30分の地区があると聞きました。
もうやめて欲しい。
分針まで変えさせるなー!
koh(コウ)様>オチわかっちゃいましたか・・・。どうにかして拙者のバタバタそしてドキドキぶりが伝えられないかと思ったのですが、オチがわかってしまっていたとは。
実は前回のデトロイト乗換えでも空港内ダッシュだったんです。それはボルチモア発の飛行機が90分遅れたからでした。
国際線の移動はドキドキです。
しんしん様>ほんまに時差のある生活ってどんなんでしょうね。国内を移動するのに時計の時刻をなおしたりするなんて想像ができませんが慣れるもんなのでしょうか。
自分の腕時計ばかりでなく、空港内の時間表示を見ればあわてなくてもよかったかもしれませんが、信じることができるのは自分、と強く言い聞かせていたので、余計にひっちゃかめっちゃかになったような気もします。
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