[No.889]
「チルドレン」伊坂幸太郎を読みました。
短編なんだけど、短編の組み合わせが絶妙で、1つの長編小説として構成されており、見事でした。
登場人物を自分の身の回りの誰かに置き換えたり、自分が感情移入したりする登場人物が出てきたりしながら読むのですが、今回の登場人物にはハマリました。
家庭裁判所に勤める登場人物の一人は、
拙者の大学時代からの友人である ゴンちゃん を思わせました。
ゴンちゃんには、もう10年以上会っていませんが、大学時代には、訳のわからん悩みや不安を抱えた拙者の話を聞いてくれて、部屋で「ブッダ」や「生徒諸君」を読ませてくれ、いつの間にか悩みも不安もどうにかなるような事も何回もありました。
【学んだこと】
仲がいいとか、趣味が合うとか、性格が合うとかの”共通性”に基づく友人関係ばかりでなく、
”不一致性”がベースとなる友人関係もいいなぁ。
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