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2008-12-29

新品をおろす

[No.933] 

拙者が子供の時分には、新しい服や靴は新学期とかお正月というような節目に買ってもらっておろしたりしました。 給料を自分で稼ぐようになると、財布さえ許すのであればいつでも買える訳ではありますが、何か節目を見つけて購入したりしています。 毎日使う仕事用カバンは引越しが節目だったし、 ビジネスカジュアルでも使えるジャケットは出張が節目だったし、 仕事用の茶色靴は転職が節目でした。 シューキーパーを使って、たまに日曜日の晩に磨いたりして、毎日ではなく一日ごとに黒色靴と履き替えて大事に使っていた茶色の靴。靴底を修理して履いてまいりましたが、上部の皮革部分がヨレヨレになりました。 今年の仕事納めの本日でお別れです。 先日、予想外のクリスマスプレゼントとして購入してもらった新しい靴で来年は仕事を頑張ります。 お正月明けの仕事納始めに新しい靴で出勤です。 愛用した靴や服、みなさんはどうやって処分しますか? 燃えるゴミの袋にそのまま捨てるか、一旦洗濯したりして捨てるか? 昭和初期生まれの両親は、下着とか靴下を捨てる場合も洗濯して捨てることもあり、拙者もその影響を受けております。 今晩お礼の気持ちで磨いてから、明日の朝にゴミとして廃棄します。 何とも科学的根拠はないのですが、自分で使う道具や物を大事にするのは、当たり前だと思っています。 道具を大事にしていると、ここぞという場面で道具が期待に応えてくれたような経験がいくつかあります。 ◆恫喝されているような仕事の場面での打合せのこと 決して相手の主張に迎合して、了解したような返事は一切せずに冷静にならなければならなかった時、相手の主張を冷静に聞いて矛盾を突いて、こちらの正当性を理解してもらわなければならなかった時、愛用のシャープペンシルであるボエムを握っていました。 自分の考えをまとめようとすると、予想以上に冷静にスラスラと合理的な説明ロジックをメモできました。 ◆野球で三塁を守っていた時のこと オイルで磨いて軟らかくしていた大事なグローブ。 三塁線に向かってきたライナーに飛びついたら、グローブの薬指部分に当たり、必死で握りました。 グローブの中を見た時、ボールがあることを確認した時の嬉しさ。 こちらが感謝したくなるような場面にこれからも出会いたいと思うと、お気に入りのいいモノを買って大事にしたくなります。 しかし、いいモノは結構な値段であることも多く、大事にしたいという思いだけでは買えないのですが。 とりあえず買って乱暴に扱うよりは、お気に入りを大切に使い続けるようなオトコでありたいとは思います。 理想と現実との戦いは続く。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

出張が節目という
ビジネスカジュアルで使えるジャケットなるものに関心があります。
荷物は限りなく減らしたいけれど、
相手先のあるものですので、
軽装にも限界がある。
そのせめぎ合いの中で失礼にならない程度に
カジュアル。
しかも、かさばらずにしわが気にならないなど、
どんなものを愛用されているのか、
一度伺いたいです。

Curryman 侍 さんのコメント...

しんしん様>庶民の財布にやさしくもあるU社の濃いめの茶色ジャケットです。
これまでも3回訪問したようなオフィスで、スーツでなくても大丈夫、と確信したのでスーツはやめにしました。

スーツで行くのは無難ですが荷物も増えるし、堅苦しくなるのも事実。

でも初対面の場合は、やはりスーツが無難でしょうなぁ。