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2009-07-26

移動の物語(長文)

[No.1055]

Dusseldorf → Chicago → Baltimore で移動する一日。
9時間10分、1時間55分のフライトですから、空港での待ち時間を含めて約15時間ぐらいの移動のはずだった・・・

Dusseldorf空港で、チェックインした時に、急に
「アメリカ入国のビザはありますか?」と聞かれました。

なんですと???アメリカ入国のビザ???

そんなこと今まで一度も聞かれた事もないし、日本のパスポートがあれば90日間は、ビザがなくてもアメリカに入国できるはず。
出張中であること、1週間アメリカに滞在して日本に帰ることなどを説明し、アメリカでの宿泊先を提示することで何とか対応。

2列席の通路側を確保できているはずのですが、拙者の席にはオジサンが座っている。

ダブルブッキング(二重発券)です

オジサンとお互いのチケットを確認し、キャビンアテンダントに説明。
オジサンが他のシートに移動することとなり一安心。
そして拙者の隣には50歳ぐらいの女性が座りました。

と思いきや、10代の娘さんがやってきて、

「私のお母さんの隣の席を譲ってください」

なんですとーっ。
でもそこはジェントルマンよろしく譲りました。
譲られた席は、オッサンとオッサンに挟まれた4列シートの中。 撃沈です。
あまりの狭さに、眠れない事が決定!!

立て続けに映画を3本観ました。

右隣のオッサン(60歳ぐらい)が、自分の手に持っていたiPodを足元に落としてしまった
オッサンはモゾモゾすれども、iPodは拾えず。
仕方なく、拙者が狭い足元に潜り込んで、オッサンiPodを拾ってあげました。

ようやくChicagoに到着。

30分遅れで到着したので、乗り換えに急ぐ、急ぐ。
ノドも渇いたので、STARBACKSでアイスカフェモカを飲んでリラックス。

せっかく急いで行ったのに、飛行機は Delay (T_T) 30分遅れとのこと。

しばし待って搭乗。
もう30分でBaltimoreに到着、というタイミングで 上空で旋回が続き、機長のアナウンス。

「・・・ airport ・・・not ・・・ weather・・・so ・・・ 」

何のことだか分からないので隣の女性(50歳ぐらい)に教えてもらったら、

「天候不良でBaltimoreには着陸できないので、
ペンシルバニア空港に着陸します」 とのこと。

着陸する空港が、150km離れた別の空港に変更!!?

なんですとーっ。
電車で行ける場所ではないし、どうしようかと思い、また隣の女性に聞いたら、

I have no idea (私もノーアイデアなのよ)

なんですとーっ。
そしてペンシルバニア空港に着陸。
飛行機の中もザワザワ。いろんな人がケータイで話し始め、少し怒りの声、諦めの声、笑い声といろいろでしたが、拙者はとりあえず日本の自宅に電話して、アドバイスを求めて少し安心。

機長のアナウンスで、40分後にもう一度天候を確かめてBaltimore空港に向かう予定が発表され、
結局さらに50分待って離陸し、ようやくBaltimore空港に到着。
そしてタクシーに乗ってホテルの部屋に入ったのは、現地時間の22:30。
結局の移動時間は、約20時間以上・・・

もうゴハンを食べに行けません。
こんなタイミングでDusseldorfでゲットしておいたカップ焼きそばが大活躍。

もう寝ます。お休みなさい、また明日。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

お久しぶりです。

長時間の移動お疲れ様です。

移動で体力使うのってすごく損した気分になるのは私だけでしょうか・・・。

Curryman 侍 さんのコメント...

hoh-s様>コメントありがとぅー。移動にはいろんな出来事がつきものなのですが、今回は目的地への到着が深夜になりつつあったので焦りました。

移動で体力を使うのは確かに損した気分ですが、移動も仕事だと思って納得しております。

飛行機の中からの雷が見えたし、よく揺れたし、
前の席の赤ちゃんはよく泣くし(T_T)

こちらは湿度もそんなには高くないので、少し得した気分。でも室内は冷房がガンガンです。