[No.1045]
通勤電車の中での出来事。
2人掛けのベンチシートが、進行方向に向かって、通路を挟んで2列になっている。
もともと知り合いでもないし、今日偶然出会ったであろう、60代女性と80代女性。
拙者の隣に60代の女性が座り、通路を挟んで80代の女性が座り・・・。
お2人が楽しそうに話をされています。おばあちゃんだから、少し大きめの声で。
”足腰が丈夫でないと長生きできない” とか
”今日は旦那の33回忌” だとかに始まりいろんな事を。
2人が隣に座ればもっと楽しいだろうと思って、
拙者が60代女性に声をかけて、80代の女性と席を交換しました。
ニッコリの笑顔で「ありがとう」と言われ、喜んでもらえました。
その後お2人は、拙者が電車を降りるまで楽しそうにいろいろ話をされて。
拙者が降りる時に、60代女性からお礼としてある冊子を手渡されました。
拙者は「はい、ありがとうございます」と受け取りました。
このつぶやきは、拙者の親切さアピールなんかではなく、
ただ「席を替わりませんか」と声をかけただけで、こんなに喜んでくれて、
お互いが嬉しい気分になれるもんなんだ、と気づいた事を忘れないようにするためです。
その80代の女性の笑顔を見ると、拙者のおばあちゃんや義理の祖母を思い出します。
鼻の奥がツーンとして、眼の奥が熱くなりましたが、気分よく電車を降りて会社に向かえました。
ムシムシ暑いし、仕事もいろいろイライラ気分になることもありますが、
日常のオアシス時間で気分をリフレッシュでございます。
2 件のコメント:
ちょっとした心遣いで人を幸せにすることはとても素晴らしいしいことだし、簡単に出来ることではありません。
人の喜ぶ姿を見たら誰でも元気になると思います。
私もちょっとしたことにでも気を遣える人間になりたいです。
パ~ル★様>コメントありがとうございます。おっしゃるとおりです。自分のした事で、誰かが喜んでくれるのは、とても素晴らしいことです。
パ~ル★さんなら、きっと素敵な人になれるでしょう。みんなが同じように思えたら、喧嘩も戦争のなくなりそうですが、欲や競争も無ければ人間だらけてしまいそうで・・・
なかなか難しいので、また考えてみます。
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