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2009-11-12

読んだ本(2009-#39):陽気なギャングの日常と襲撃

[No.1120]

#39「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎

久しぶりの伊坂作品、軽快に読みました。
章構成がこの本独特なので、慣れるのに時間がかかりましたが、慣れてしまえば、読み心地がいいこと、いいこと。

既に前作は映画化されています。
大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、佐藤浩市という4人組のキャスティングもなんか納得です。
今度レンタルして観てみよう。

ドラマ HEROES とも少し共通するのは、人にはない能力を持っている登場人物達。
嘘を見抜く、スリ、正確な体内時計、演説する能力ですが、確かにちょっとイタズラしたくなるそれぞれの能力が、4人組になることで見事なチームワーク。合法か非合法かと言えば、非合法なのだけど、読んで痛快になれるのは拙者がアホだからか、著者の作品力か?

他の伊坂作品は、暗いテーマを感じて少し重い気分になるけど、
”陽気なギャング”を読むと陽気になれる気がする。
電車の中で読んでいる時、きっとニヤニヤしてたと思う、何回かは。

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