読んだ本（2010-#12）:ワンランク上の問題解決の技術

[No.1289]

#12「ワンランク上の問題解決の技術」横田 尚哉

いわゆるビジネスハウツー本なのでしょうが、
拙者あまり普段はハウツー本は読みません。

拙者の仕事の特徴として、今までのやり方を変えようとしたり、
今までやらなかった事をやりましょうと言う役割だったりするので、
相手との間には、まずは誤解や摩擦が発生する可能性が高いです、例え社内であっても。

問題、目的やゴールを共有することを試みますが、言うほど簡単ではないし、
実際に抵抗される事もある。
そんなお悩みを抱えていらっしゃる方にオススメです。

ある問題があって、なぜそうなっているのか、なぜなぜを5回繰り返せば、
本質的な原因が見えてきます。
本当の理由はよくわからないし、妥当性を十分に検討していないけど、
以前からそうだったので・・・ という事情は、割と多いです。
にも関わらず、あたかもそれが妥当で適切なものであるかのような思い込み。

問題を投げかけたときに、「分かってる、分かってる」とリアクションされる方こそ、
本当は分かっていない場合が多く、それが先輩や上司だったりするので厄介だ、仕事って。