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2011-05-30

テニスで学ぶ「人として」

[No.1466] 

先週末は、いつもと違うクラスでテニススクールのレッスンを受けました。 テニススクールのレッスンでは、レベルが同じでも違うクラスになると 雰囲気やプレースタイルがいろいろ異なるのも事実で、 クラスによっては自分と合ったり合わなかったりします。 拙者が苦手なのは、とにかくすぐにポイントを決めようとする人です。 まだ練習中だから、ラリーをつないだり、ボレーをつないで練習したいのに、 少しでも浮こうものなら、バシッと決めようとする方ももいらっしゃいます。 隙あらば攻撃する、のも重要なことなので、 練習の時からそのスタイルでいることを批判はしませんが、 一緒にやっていてあまり楽しくはないものです。 20歳代から60歳代の男女が同じクラスになりますから、 女性や年配の方とはコース重視で、スピードやパワーを少しコントロールすることも必要です。 しかし上手な人とは、ガンガンバンバン打ち合ったり、 左右や前後にも振ったりして楽しみます。 相手のプレーを称え、相手の年齢やパワーに合せて自分も全力でプレーする。 判定はセルフジャッジ。 自分で判断に迷う場合は、相手に有利に判定する。 パートナーをカバーし、声を掛け合う。 相手のナイスショットを称え、自分もそれを越えようと頑張る。 勝敗に関わらず、パートナーや対戦相手と握手し、健闘を称える。 次にもっといい成果を得られるように、日々精進する。 技術や体力も重要だが、何よりも気持ち、精神力がなければ立ち向かえない。 戦う相手は対戦相手だけではなく、弱気の自分。 なんだ、人として大事な事は、 テニスコートの中に詰まっているじゃないか。 テニスの上手な方を見ていると、これらが実践されているように思います。 だから上手な方と一緒に打ち合うのは、楽しいんだろうなぁ。 拙者、自分で自分が上手だとは自信が持てませんが、 「あなたとのラリーはとても楽しい」 と、初対面の方から声をかけてもらったことが何度かあります。 30~60歳代の男性と女性です。 素敵な女性からはまだ言われたことがないのは、なんとも残念

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