キース・ヘリング展に行きました。 太い線とポップな色合いで構成される作品は、 あまりにも有名すぎるほどですが、 実際に作品を間近で見ると、 ポップという言葉で感じる軽さよりも、 メッセージの重さに気が付いたのであります。 短い作家としての時間の中で、 伝えようとしたメッセージは何か。 仏教における曼荼羅、古代エジプトにおける死者の書、ピカソのゲルニカにも通じる 人間の愚かさ、人々のつながり、平和の尊さと儚さ、生命の尊厳などを感じました。 線に迷いが感じられません。やっぱり熱いものを感じます。 軽くはないです、ずっしりと受け止めました。 全部の作品の制作意図は理解できなかったかもしれませんが、 やっぱり見に行ってよかった、と強く思いました。
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