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2012-12-03

観た映画(2012-#25):ミッドナイト・イン・パリ

[No.1873]

#25「ミッドナイト・イン・パリ」

売れっ子のテレビ脚本家、実は小説家になりたくて。
裕福な家の婚約者からは、脚本家に挑戦するのではなく、
安定しているテレビ脚本家の仕事を続けるように言われる日々に
パリに旅行した時が話の舞台です。

あこがれる1920年代にタイムスリップして、
ヘミングウェイ、ピカソ、ダリ、フィッツジェラルドなどと
夜毎サロンで交遊する、という夢のような時間を過ごします。

ウッディ・アレン監督作品です。
これは作家や映画監督として名声を得ている彼自身が空想した
こんなことあったら楽しいだろうな、の思いで作られた映画のような気がします。

名監督と称されるウッディ・アレンが描くタイムスリップ、
SF映画のそれとは異なる趣を感じました。
自分があこがれる過去の偉人と意見を交換することができたら、
と思うと確かにドキドキします。

観終わった時の、なんとなく気分が軽く感じるあたり、
メッセージ性のない映画、と評してしまうか、
人間の深層をサラッと軽やかに表現していると驚くか、
評価は分かれてしまいそうですが、拙者は観て面白かったです。

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