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2014-04-24

読んだ本(2014-#9):ヤバい経営学 ~ 世界のビジネスで行われている不都合な事実

[No.2213]

#9「ヤバい経営学 ~ 世界のビジネスで行われている不都合な事実」

読後にこんなに爽快な気分になるビジネス書は、久しぶりかもしれません。
ビジネスの場で常識であるかのように、そう思えないことは至らない、
と評されてしまうようなトピックも、
本当にそうかと疑ってみたら・・・というトピックのオンパレードです。

拙者が、長年疑問に思っていたことですが、
・株式会社は株主を最優先に事業活動を行う
・株式上場することの目的とメリット
・企業風土と企業業績の関係
・莫大な給与やボーナスを取得する経営者の是非
・投資銀行がビジネス界に存在する意義
・「いい会社」ってどういう会社だろうか
・流行りや新しい経営手法の本当の効果
・経営戦略が経営の実績に与える影響
・称賛される経営者の実際の影響力

これらに関する研究結果を紐付けて、解説されています。
ビジネス雑誌で当たり前のように書かれているけど、本当?
と首をかしげていた内容、やっぱり実は、という実態を感じました。

この本自体を鵜呑みにするかどうかも論点ではありますが、
仮にこの本に書かれていることが事実だとすると、
人に言われたことをそのまま信じて疑わないのであれば、
重要な事実を知ることなく、ビジネスマンとして成長もできない、
と危機感を覚えます。

うちの会社って大丈夫?こんなのでいいの?
上司や社長は何を考えているのか?
会社のいろいろが見えて、そんな事を感じたことがある人には、
この本がおススメです。

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