[No.2237]
少し気持ちを整理してみます。
事故で母を喪ったことに起因する悲しみは、
さみしさ、後悔、不条理さ、怒りとかの
いろんな気持ちで構成されています。
自分の中でなかなか受け入れられなかった理由の一つが何か、
自分で分かってました。
拙者の取り柄は、諦めないこと。
1回でダメなら、2回、3回と挑戦して、
何とか目指す物をつかんだり、実現させてやろうというガッツ。
スマートさもダイナミックさもスピードのないかもしれないけど、
諦めないでガッツを出すことで乗り切ってみせる、という意地こそが
自分の取り柄だと思っていました。
どんなにガッツや意地を出しても母は戻ってこない、
と諦めなければならない、という事態に気が付いてしまったんです。
これはある意味、拙者の人格を否定されたようなショックでした。
所詮、人間は諦めなければならないのだ、と
好きになれない、尊敬できない存在から指摘されてしまったようで。
いつも塞ぎ込んでいる訳ではないですが、時々しんどくなります、
それも急に、不意にです。
テニスやゴルフを楽しんでいる時はいいけど、着替えとか帰宅途中に
拙者ばかりがこんなに楽しんでもいいのか、とか思うし、
おふくろと話してみたい、と思ったりしますし。
このままだと、諦めることも必要、と拙者自身が受け入れてしまいそうなので
意地を出して、受け入れない方法を考えていました。
そして結論を出しました。
この状況で塞ぎ込まずに、
人生をこれまで以上に豊かにしてみせる
ここで凹んで悲しみを抱えたままではなく、
これまで以上に人生をエンジョイして
豊かな家族との人生にしてやろう、母に見てもらおう、と
ガッツを出して行くことにしました。
このようにガッツを出すことで、
結果として拙者は諦めない男であり続けようと思います。
時々涙がこぼれそうになります、正直なところ。
でも随分ガッツも出るようになりました。
いろんな先輩や友人、そして家族がいてくれるからです、
ありがとうございます、みなさん。
みなさんに何かお役の立てる、少しでも支えになれる男を目指します。
0 件のコメント:
コメントを投稿