[No.2465]
松尾スズキ監督作品、
このキーワードからの連想は「ナンセンス」「風刺」だったりします。
内田有紀が演じる主人公は、目を開けると天井照明が見えた。
自分の手足がベッドに拘束されていることに気がつく。
徐々に、なぜ自分がここに運び込まれたが分かる。
睡眠薬を大量にアルコールと一緒に摂取し、
意識がなくなったところを救急車で運ばれ、自殺願望のある者かもしれない
という診断が下されている。
精神病棟の入院患者のいろいろな事情や症状の中で、
自分を見つけるのか、見失うのか、
どちらの可能性もあり。
人間の心、言動、表情にギャップがあると相手は混乱するでしょうが、
見えている言動や表情で、人間の心や気持ちが分かるわけではありません。
どこまでいっても、人間の心、本音を知ることは簡単ではない、と思います。
だからこそ、相手を知るために、相手の気持ちになろうと心を寄せたり、
分からないとあきらめるのではなく、分かろうとし続けることが必要なんだろう、
と思いました。
ラストシーンから何を読み解くか、どう感じるか?
人生捨てたもんでもない、か
何とかなるさ、か
あ~ぁ 、か
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