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2018-04-08

読んだ本(2018-#3):本当に強い人、強そうで弱い人

[No.2922]

#3「本当に強い人、強そうで弱い人」川村則行

健康で豊かな生活を享受するためには、
心も身体も健康であることは大事であるとは思いますし、
毎日、寝る、食べる、動くをきちんとすることも大事とは分かっていても、
日常の仕事やいろいろなプライベートな用事もあって、
ついつい、少しずつ無理してしまい、何とか乗り切る、
そんな毎日を送り続けていました。

先日、ついに気持ちが折れたと申しますか、
体調も悪くなってしまったのですが、
おかげさまで、ずいぶん復調しました。

私にとっても、最も足りていなかったのは睡眠だったと思います。
ここ1週間は、7時間寝ています。

ストレスに強い、と自分のことを感じていたり、
何とか解決してやろう、こんなことができないのはダメだ、
と自分に過度のプレッシャーや、あまり根拠のない期待値を課すのも
無用に心や身体をすり減らします。

この著者の主張の中でも、興味深いのは「性アホ説」です。
そもそも人間はアホなので、失敗もするし、怠けるし、騙されるし、欲深いし。。。
だけど、それでも何とか頑張ろうとすればいいし、
頑張ろうとするだけでもいいじゃないか、くらいのリラックスです。

自分の価値観を狭めずに、多様な考え方や多種な意見をいったん受け入れてみて、
なるほど、と素直を感じてみることの大事さも書かれています。

気の持ちよう、という言葉では表しきれない深い意味を拙者は最近感じていますが、
絶望しそうであっても、今を受け入れて、人の意見も参考にしながら、
少しずつでも解決策を実践してみるしかない、
そのように行動できるように気持ちを持つこと、が大事だと。

今回、自分で自分に向き合ってみました。
まだ向き合いきれていないとは思いますが、
時には、ガッツのアクセルをゆるめるのも、勇気だと気がつきました。

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