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2018-06-26

読んだ本(2018-#7):日本再興戦略

[No.2948]

#7「日本再興戦略」落合陽一

著者の父親はジャーナリストの落合信彦氏。
開成高校卒業
筑波大学情報学群情報メディア創成学類卒業
日本学術振興会特別研究員 DC1
東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)

そんな経歴の著者です。
自分よりも年下で、
でも知識やいろんな情報を駆使して社会的な評価や期待もされている
そんな著者の書いていること、訳わからん、という内容もあります。
AI、ロボット、ITテクノロジーの発展が実現する未来やビジネスの変化については
拙者の理解が追いつかないか、著者の書いていることが的外れなのか、
よくわかりませんでした。
日本の企業の組織風土や体制のこと、おそらく著者は実体験がないと感じました。
実体験のない人の意見を軽んじるつもりはないですが、
根拠のない断定のように感じてしまいます。

でも、読んでみたらなるほど、と思える視点も多くあります。
ライフワークバランスではなく、ワークアズライフ、という考え方だったり、
日本の政治、学校、メディアなどの良さ悪さなどを冷静に捉えていて、
本質的な問題と、今後の示唆を感じることができました。

若い奴の言うことは、とネガティブに捉えたり、反発するのではなく
なるほどと思えるポイントを見つけたらラッキー、という気持ちも大事かと。

拙者の職場でも、著者と同じくらいの若手と話したり、議論することもあります。
拙者の方が経験があったり、いいアイデア出せそうな思いもあるのですが、
若手の視点や意見を聞いてみることは、やっぱり大事だ、と実感します。

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