[No.3079]
#16「眺めのいい人」伊集院 静
時々、不意に伊集院静氏の著作を読みたくなります。
40歳代も後半の齢となったからか、
男たるもの、とか、いかなる人生とするか、
など割と、普通に自分の中で考えることも増えたので、
頼りになる人生の先輩の言葉を聞いてみたい、そんな気分です。
伊集院さんが、すごいこと、尊敬できる人物との出会いや
印象を読みやすい言葉で短編になっています。
文芸、スポーツ、芸能などの著名人が多いので、
サラリーマンである拙者の参考にはならないかも、と思いながら読みますが、
いろんな気付きもありました。
短絡的な損得で判断しない、
自分のためよりも、他人のために、
お世話になった人への恩は忘れない、
そんな、いわゆる当たり前がやはり大事、だということ。
日常では、拙者の場合、特に蒸し暑いと、疲れたり、
イライラしてしまうと、ついつい感情的になったり、
短絡的になったりもしがちです。
いつも常に冷静にいられるわけではないにしても、
自分であればどのような言動をするか、責任を持てるか、を
常に意識して生きたら、豊かな人生にできる、
そんな仮説を持ちました。
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