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2020-04-28

読んだ本(2020-#5): 子どもは判ってくれない

[No.3158]

#5「子どもは判ってくれない」内田 樹

哲学者の内田氏が発する言葉が、
拙者には時々難解な哲学や学術用語があったり、
暗喩やレトリックが分からない時もありますが、
気にせずぐんぐん読んでいくと、論理構成や明快な結論に出会って
爽快な気持ちになることもあります。

拙者が自分自身では言葉でクリアに説明できない考えや想いを
こうまでスーッと言葉にできるもんなんだ?!という驚きを感じたりもします。

哲学とは何か、に答える自信はないですが、
とにかく考えて考えて、自分の意見や考えを、根拠や理由も合わせて説明できるように、相手に伝わるように考え抜くこと、だと思っています。
そうすると、人とのコミュニケーション、仕事での報告やプレゼン、あらゆる場面で「哲学」は重要な勉強や訓練だと思います。

そんな大事なことを、拙者になかなか気づかせてくれなかった、という意味において
哲学者には文句言いたくなります。もっと哲学を魅力的に宣伝してくれ、と。

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