[No.3301]
#5「ギフト」原田マハ
作家の方には大変失礼ですが、情景描写や登場人物の感情の琴線を表現されている分、とても読んで心地よいです。
いわゆる短編の中でも、短いストーリーが多いですが、時間の経過や背景を含んでいて、登場人物への感情移入もしてしまいます。
拙者の年齢からか、両親への思いや、家族のいざこざといいますか、喧嘩という近いからこその諍いみたいな内容に、深く共感したり、思いを馳せたりします。
学生時代、社会人としての生活、家族との毎日や将来への奮闘など、いろんな場面で拙者自身の体験とも勝手に結びつけて読みました。
人との出会いは一期一会、会ったのも何かの縁、会おうと思ったら会っておいた方がいい、会いたくなっても会えなくなっていることも多い、そんな気持ちを再確認です。
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