[No.2848]
#32「貸出禁止の本をすくえ!」
チビ子のオススメ本を久しぶりに読みました。学校の図書室で本を読むことが何より大事な主人公アン。急にお気に入りの図書が、貸出禁止になっていることから、奮闘が始まります。
子供に読ませない方がいい、いろんな事情や理由で貸出禁止になっていると分かりますが、教育委員会の決定であれば、普通は貸出禁止になってしまったら諦めてしまうと思います。
大人が言っていることにも間違いはある、本を読むのは個人の自由で不当に制限されるものではないこと、自分の正しさを他人に表明し、共感を得ていこう、というメッセージを感じます。
この本は児童書として書かれていますが、メッセージは大人にも共通に響く大事なものと思いました。チビ子は、この本をとても面白いでしょ、と言っています。どうやって探したのかと聞くと、「貸出禁止」「すくえ」という言葉が目に入ったら、読まない、というよりも、読まなくてはダメ、と感じた、ですって。
同じ本を読んで、読後の感想を話し合えるようになったのだな、あのオムツでお尻をフリフリ歩いたり、ぐずってなかなか寝付かないで抱っこし続けたのに、と急に感慨深くもなりました。
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