#46「たまごの旅人」 近藤 史恵
チビ子が「面白そうだ」と思ったので買った本です。最近チビ子きっかけで読む本も多いのですけど、読むとすっかりハマってしまうので、なかなかいい紹介スキルです。
旅行添乗員が主人公で、いろんな旅先での出来事と、ツアー客との機微なやり取りの背景にあることが、ミステリーのアリバイや伏線になっています。
自分が好きで選んだ旅行添乗員という仕事も、いろんな所に仕事で旅行できるからいいね、という軽薄な周囲の声に反して、派遣契約でツアー客のわがままや不満をなんとか問題にならないように調整したり、我慢したりの大変さです。
拙者も、自分の仕事はすべて自分で選択した会社で働いて来ましたが、他人から見た印象と、実際の仕事の大変さや面白さは、やっぱり違うと思います。
チビ子が、将来に進路や仕事を探したり選んだりするときに、この本のことも思い出すのかな。どんな選択をするのか、どんなふうに考えるのかを聞くのも楽しみです。
ちなみに、拙者の仕事のこと、最近はなんとなくどんな仕事かわかっているみたいなので、いろいろ激励も受けますし、はっぱもかけられます。
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