[No.3324]
#48「それいけ!論理さん」仲島 ひとみ
マンガや図で論理学を説明してくれていて、文字だけの論理学の書籍を読むよりも、格段と読みやすく、分かりやすい本になっています。
大学生や若い社会人がメインターゲットのようにも感じます。
哲学と聞くと、ひたすらに難解で、白髭をたくわえたガウン姿の老人くらいの落ち着きや洞察が必要なイメージがあったのですが、これはギリシャ哲学のイメージや、ソクラテスのイラスト図の印象が強すぎです。哲学とは、考え抜くことだと拙者は今は捉えています。
論理も同様で、偉大な研究者も成果もありますが、論理とは話を筋道立てること、納得性のある話をするために、仕事したり、誰かとコミュニケーションをするためにも、必須の考え方、だと捉えています。
インターネットにいろんな情報が溢れ、データの活用機会も爆発的に増えているこの時代、哲学も論理も、ますます必要になってくると感じます。
AIの活用で、人間が下書きしたり、いろんなものを読んで自分なりに要約したり、ポイントを見つけ出すことが軽んじられるような風潮を危うく感じています。
拙者は、自分で考え抜く、相手に分かるように話す、というスキルは、生きていく上でとても大事だと思うので、AIの活用と自分のスキルをさらに磨く、を両立させたいと思います。
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