[No.3459]
部下に平成生まれがいることにも驚かなくなり、昭和のサラリーマン習慣が通じないことには驚きませんが、バブル崩壊後の就職戦線から生き延びてきた平成サラリーマン事情も通じなかったり、拙者が当たり前に使ってきた言葉に、質問を受けて、実際に説明に窮することもあります。その一例がポンチ絵です。
チームリーダーがいろいろホワイトボードに描いて説明してくれたり、概念の整理や何かとかにかの遷移や関係性を可視化するポンチ絵。拙者誰かに説明する時も、説明してもらう場合も、概念図やポンチ絵で知りたい、と思う傾向があります。
でも、ポンチって何かは知らずにポンチ絵という言葉を使っていました。
wikipediaによると、、、
漫画史における「ポンチ絵」とは、日本の明治時代に流行した絵の一種である。主に新聞や時事雑誌に掲載された、滑稽な風刺画で、現代で言う1コマ漫画の一種に相当する。大正時代には「コマ割り」や「キャラクター」などの革新的な手法を取り入れた漫画が「漫画」の名称で普及したため、昭和初年になると、「ポンチ絵」とは昔の古臭い単純な漫画のことを指すようになった。
そこから転じて、製品設計の現場において、工業製品の構想や設計図の下描きなどを単純な漫画のような絵で示したものも「ポンチ絵」と呼ぶ。
また、官公庁で使用される文書において、文書の内容などを解りやすく単純な漫画のような絵で示したものも「ポンチ絵」と呼ぶ。(「ものすごく複雑な絵のような何か」であることがネタにされるが、本来は解りやすいものである)
1868年(慶応4年)、江戸に在住する佐幕派武士である福地源一郎が『江湖新聞』を創刊。その第2号(慶応4年閏4月発売)において、福地は『ジャパン・パンチ』に掲載された絵を再掲載して解説している。これが「ポンチ」の語の初出である。
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複雑なことを、安易に、簡単に描いて理解や共感を最大化するコミュニケーション方法とも言えます。パソコンをパチパチ打ってではなく、シャーペンや万年筆でサラサラとポンチ絵を描き、共感や賛同を得られるようなビジネスマンになりたい、と常々思っております。
写真は、以前海外の役員との会話から、結局はこうゆうことですよね、という結論にしたくて、休憩時間にコーヒーを飲みながら、ササっと描いたメモです。とてもいい共感を得たので、感慨深いメモです。これからも、いいポンチ絵の描けるビジネスマンになろうと思います。
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