[No. 3509]
#63「名探偵じゃなくても」小西 マサテル
続けて読んでみました。一気に読んでしまいました。会話の中の情景描写、その、あの、この、の使い方で、経緯や関係性なども推理することはできることを、あらためて感じました。
会社内での仕事でも、いろんな人の関係性、これまでの経緯などを考慮しながら仕事したり、メールしたりもするのですが、ミステリーとは言わないけども、同じように拙者もいろいろ考えながら仕事しているな、と思います。
主人公の楓、母親との別れの経緯を聞くと、驚きと悲しみが強過ぎます。父親、祖母との別れも悲しくて、ただそれだけでも応援したくなります。
レビー小体形認知症の祖父、体調がいい時の洞察が漏れなく、論理的で、そんな思考の能力に憧れます。誰かに意見を求められる存在、なりたいものです。
主人公の楓、同僚の岩田先生、岩田先生の友人である劇団員の四季、楓の友人である美咲、そして祖父の登場人物のその後がとても気になります。
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