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2025-04-27

観た映画(2025-#7):エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

[No.3906]

マルチバース(並行宇宙)がストーリーの背骨にあるので、マトリックス、インセプションという映画と同様に、かなり脳内が混乱しながら観ていました。

クリーニング屋を営むミシェル・ヨー演じるエブリン、キー・ホワイ・クン演じる情けない感じの旦那と、介護の必要な父、反抗期の娘に囲まれて、バタバタの日々。

年度の確定申告で経費の申請で審査官に厳しくチェックされている場面で、マルチバースの別次元にいるしっかり者の旦那からメッセージが来て、経費審査のオフィスが戦いの場に変化します。審査権や警備員との戦闘に発展し、思いが過去に遡ったり、料理人として活躍している世界、女優として活躍している世界、囚人として収監された世界、いろんな世界を行ったり来たりの展開です。

頭がくらくらです。

団後の結婚を許されず、親元から飛び出したわけですが、もし旦那と結婚しなかったとしたら、という世界もありました。

もしあの時あの選択をしていなければ、という思いを展開するのであれば、拙者もいろんな空想のマルチバースを生きている、とも言えると感じました。科学的な意見として、タイムマシンで過去に行くことはできないそうですが、今からベストに、ベターにすることができる可能性が無限大とも捉えられます。

映画のネタバレになるといけないので、端的に感じたことを一つ。自分の家族、友人や知人、お世話になった人達への感謝を忘れず、何か自分が役に立てることがあれば、無理のない程度に助けてあげる、そんな人生がきっと自分を豊かにしてくれるんだろうな、と思いました。

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