[No.3944]
#60「さみしい夜にはペンを持て」古賀 史健
この本の内容は、高校生から結婚して家族を持つようになった世代までの広範な年齢層が読むといいだろうな、と感じるものでした。
悩んだり困ったことがあれば、考えて言語化することの重要性を、高校時代に身につけたかった、と今更ながらに思います。
自分で考えて考え抜いて意見を持ち、言語化して誰かに共有して、同意を得られたり、得られなかったりします。
考え抜いて言語化するプロセスにおいて、自分や自身を客観視できるので、誰かに伝えるために、まず自分で納得することになります。誰かや何かと比較して凹むこともありますし、鼻高々になることもあるのでしょうが、考え抜いて言語化するプロセスがあれば、多くの人といいコミュニケーションが取れそうだな、と思えました。
拙者も自分自身のつぶやきと叫びを、時々見返すこともあります。当時のことが記憶に甦り、反省したり、自分を知ることの一助にもなっています。
言葉は一瞬で消える刹那性があります。文字は残り続けても意味や解釈を都度振り返ることができます。最初は遠くに離れている家族や友人知人への近況報告として始めたこのBlogですが、自分のために書いていることにも気がつきました。

0 件のコメント:
コメントを投稿