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2026-04-17

読んだ本(2026-#34):忙しいのに退化する人たち

 [No.4138]

#34「忙しいのに退化する人たち」デニス・ノルマーク、アナス・フォウ・イェンスン

前の職場はそれぞれ業界が違いますが、デスクワークをしていて共通して感じていたことがあります。

  • 平均的に65〜70%くらいの出力で仕事している
  • 30〜35%は直接的に仕事はしていない時間
  • 何の意味があるかわからない仕事はある
もちろん100%の出力で仕事はし続けられませんし、拙者も自身で考える、書くなどに集中できるのは、仕事の3分の1くらいだろうな、とも思っていますので、余剰な人員(=時間や工数)があるのは、組織的には許容範囲と思っていました。

会議も非生産的な時間の一つと思います。特定の課題について、迅速に合理的に背景や事情を事実やデータに基づいて共有し、実現すべき目標やあるべき姿に到達するための手段を決定できる会議なんて、実際にはほとんどありません。まずは共有、そして各部署で持ち帰り、次の会議でそれぞれの懸念が表明され、相互に共感できない内容があれば、次回まで持ち越し。

そんなにいろんな部署との合意は不要だと思いつつ、後で面倒なことを言われるくらいなら、事前に話して了承を得た方がいい、と思う心情は理解できますけど、決定は遅くなります。

関係のないWEBサイトを見たり、パソコンの前で仕事をする振りをしたり、会議が多く入っていることで、忙しい⇨デキるように見せる。みんな気がついているけど、他人のそれを表立って指摘するのはタブー。

社会的動物である人間は、集団の中で承認されないことが心理的危機や不安を生じるので、組織の中で暇そうだと思われたり、成果のない人と見られないように振る舞うのは、生物的な特性とも言えます。

偽仕事(=Pseudowork)とは、意味や中身のない仕事、無駄な仕事、組織にとって本質的な成果を生み出さない仕事、やらなくてもほとんど困ることがない仕事と言えます。

拙者も、組織的な取り組みや上司からの指示やコメントでいろんな仕事しますが、お客様、お取引会社様、事業や他部署の困りごとに役立つことが仕事だと思っています。組織に属している以上、偽仕事だと感じる仕事もあります。偽仕事はササっと済ませて、誰かの何かに役立つ仕事を作り出して、成果を出したいと思いますし、メンバーとも共有したいと思います。

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