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2014-05-24

読んだ本(2014-#11):GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

[No.2232]

#11「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」 アダム・グラント

正直者がバカを見る、
自分の最小の労力で最大の効果を得る、
人脈を広げて勝ち組に、
こんな事がまかり通るような世の中や会社は嫌だと思いますが、
成功した人のエピソードや華々しい活躍を見ると、
コツコツ頑張るとか、人の為に頑張るなんて成功から遠ざかるだけ、
と思ったことがある人、思っている人にはかなりおススメの本です。

ハリウッドやシリコンバレーの成功者の中にも、
利己的な行動ではなく、人の為に労力を惜しまない姿勢や行動でもって
成功したビジネスマンもたくさんいる例があげられています。
また心理学や組織論の研究結果を参照しながら、
人に与える(Give)ことが、どのような周囲に影響を与え、
自分にどのような変化や、予想もしない人とのつながりが生まれるか、
人から得る(Take)ことで成し遂げられる事や者を
利己的に活用することが、自分の長期的な利益にはならないことなどが
アメリカの研究結果として紹介されています。

ただ、実際に「いい人」で利用されてしまうだけになってしまうリスクもあり、
そのリスクに巻き込まれないための秘訣も後半にちゃんと書かれています。

年齢を重ねたことも影響しているのかもしれませんが、
誰か人の役に立ってこそ、何かの助けになってこその人生、
と思う事も多くなりました。

会社の役員とビールを飲みながら会話する機会が以前ありました。
サラリーマンとして役員になるってことは、客観的にすごい出世だと思うのですが、
出世したい、とか、出世するために○○しようとか、
どんな事を考えながら仕事していましたか?
という、ある意味にぶっちゃけ過ぎな質問をしました。

役員は暫し考えられた上で仰いました。
”直接の答えにはならないかもしれないけど、誰かの、何かの役に立ってこその仕事、
自分のためにではなく、仕事とはそういうことだ、と思って仕事してきたし、今でもそう思う”

この本を読みながら、その役員の言葉を思い出しました。
なかなか成果が出なくてちょっと元気が出ない時には、この本がとてもいいです。
やけ酒飲んだり、何かで憂さ晴らしをするよりは、
この本を読むことの方が効果あるし、安いし、大らかで自信も持てます。

2 件のコメント:

シンシン さんのコメント...

そんな風に役員の方とお話出来るのは良いですね、そしてそんな回答を頂けることも。まずは、与えるものを持ち続ける、欲しいと思ってもらえるものを備えることが大変です、私には。

Curryman 侍 さんのコメント...

シンシン様>そんなに力まないでもいいようです。背伸びをするのではなく、今できることを、今与えてあげればいいようです、まずは。
役員との会話には後日談がありまして・・・。拙者がそんな事を言って感動していた、ということを他の方がその役員に申し上げる機会があったのですが、当の役員は、「何言ったかな?」とあまり憶えていなかったようだ、とのことでした。
まあ拙者にしてみたら、役員が憶えていてもいなくても、どちらでもいいのですけど。