Good-bye Tennis Crazy Thursday

[No.767]

会社の就業時間施策の一環として、毎週木曜日は17:30帰宅が推奨されており、
拙者は毎週木曜日の夜はテニススクールに通っていました。
テニススクールに通う楽しさや意義は、個人で異なると思います。
運動不足を解消する目的、上達を目指して練習する、気の合う仲間と交流を楽しむ等、
様々だと思います。
曜日×レベル（初級、初中級、中級、上級）の組み合わせで、
クラスが約100以上あるのですが、クラスによって雰囲気は違うし、コーチが同じだとしても
クラスが違えば練習内容も異なります。

拙者の経験では、週末の午前中は和気アイアイで楽しむ雰囲気です。
拙者は中級なのですが、所属するクラスは、
一言で言えば、ハード、トコトン、そしてパワフルなのです。
今春から大学生になる若者、30歳代、40歳代、50歳代で構成される8人ですが、
とにかく打つ、打ちまくる、とにかく走る、走りまくります。
高校生との打ち合いはパワー勝負ですし、
年配のテクニシャンとの対決は、テクニックと辛抱強さがポイントです。
高校生と互角に打ち合うと、拙者もまだまだ若いなぁ、と思えます。

お互いのいいプレーやショットを賞賛し、
凡ミスやヤル気の見られないプレーは野次る、茶化す。
飛び入りで参加した他クラスの人は、少し驚いてしまうようです。
毎週のテニススクール、いつものクラス、クラスのみんなに会う事がとても楽しみです。

今回、事情があってテニススクールを休会することになりまして、
昨日最後のレッスンに参加しました。
みんなからいろいろ言葉をいただいたのですが、ある方がおっしゃった
「このクラスは他にはない楽しさがあるからねぇ」
「わしらは、このクラスからは足を洗えんな」という言葉を聞いて寂しくなりました。

どんな仕事をしているのか、プライベートな話はほとんどしないので知りません。
でもそんなことはどーでもいいんです。
どこで働いているか、どんな仕事をしているかよりも、
どんなサービスを打ち、どんなショットが得意で、攻めるとしたらどんな攻め方がいいか、
の方がよほど重要なんです。

毎週同じ時間に集まり、打ち、走り、声を掛け合い、笑い合い、素敵な関係でした。
「また戻ってくるんやろ。いつでもいいからまたこいよ」
と言われて不覚にも目頭が熱くなりました。

たかがテニススクール、と言われればそれまでですが、
なかなか自分本来のプレースタイルを受け入れてもらえることは少ないので、
親友と離れ離れになってしまうように感じているのは事実です。
木曜中級テニスクラスのテニスクレージー達とはお別れです。
春からは、また違うテニススクールで、楽しいと思えるスクールとクラスを探します。
しばらくは体験レッスンでいろんなテニススクールに行ってみることになります。

ありがとう 木曜中級テニスクレージー達。

今度会うときには、バージョンアップした拙者のプレーで賞賛を受けたいと思います。