[No.801]
テニス好きにとって、
ましてやパワー自慢や実力を少しでも自慢したい、と思う方ならば誰でも、
自分のサービスのスピードを自慢したくなるはず。
サービスも、思い切りのいいスピードのあるフラットサービスや、曲がって跳ねるトップスピンのサービス、ドンドン離れていくスライスサービスといろいろです。
試合になると、なぜか緊張するもので練習の時のようにはサービスが入らないことも、よくあります。
かと言って、大事に入れていけば、相手に思いっきり打たれてしまうし。
最近のテニススクールでの練習の話。
8人ぐらいでレッスンをしていたのですが、サービス練習でのコーチの一言。
「これから一人一球ずつサービスをして、8人連続成功したら終了」
「サービス失敗したら、またみんなでやり直し」
「試合で、ここははずせないっていう状況だと思って」
これは大変です。
自分が失敗すると、他のみんなにまで迷惑がかかるかも知れない。
なので、コントロールを重視したセカンドサービスを打つ事になります。
拙者はいつもと同様に、スピンが多めのスピンサービスを2ndサービスのつもりで
打ちました。
なかには、大事に入れるだけと言わんばかりに、ゆっくりと打つ方も。
そこでコーチの一言。
「これが本当に試合で使えるあなたのサービスですよ」
ふむふむ、なるほど。
自分の実力を過信せず、いつも本番を想定した自分の実力を客観視するって訳ですね。
なかなかパンチの効いたコメントです。
いつもはもっといいサービスできるんだけど、 とか言っているようでは、、
実力は把握できないし、いつまでたっても成長もしない、と指摘されているような気分になりました。
拙者、テニスからも生き様を学んでいる気分です。
5年前に無茶ぶりして入ったサービスが155km/hだったことがあります。
テニスの試合中継では、男子プロ選手の1stサービスは、200km/hを超えます。
女子プロ選手のサービスは、150~180km/hで、
女子選手のサービスを見ると、拙者でも取れそうな気分にもなりますが、
見るのとやってみるのとはかなり違います。
いつも本番を想定する、言うのは簡単ですが実践するのは簡単ではありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿