[No.806]
相手ペアはネットに詰めている。
後衛の拙者がコートの後ろのサイドに振られた場合に、
どのコースに打つことが、勝利の確率を高めるか。
まず↑であるが、スピードがなければ相手前衛ポーチボレーの餌食。
ポーチボレーは免れたとしても、自陣コートの前方はオープンエリア。
また相手後衛の足下にコントロールするとなるとテクニックも必要。
次に↑であるが、コースは狭くネットも高いので成功確率は低い。
確かに決まると気持ちもいいし、格好もいいけれども。
最後に↑。前衛の頭を越えて、相手後衛にボールを取らせる間に、
拙者は、ノーマルのポジションを回復することができる。
ボールの球種は、スピンでもいいが、スピンがかかってなくてもOK。
理屈ではわかっている。↑がもっとも賢明な選択なのだ。
プレーの派手さに意識を奪われるのではなく、どん欲に勝利を求めるのであれば、
追い詰められても諦めないプレーを選ぶべきだ。
派手さはないけど、次のチャンスボールを待つ。
それがテニスの神髄と心得たり。
サービスエースやスマッシュやパッシングショットは、たま~に でいいんです。
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