[No.925]
6年ぐらい前の上司には、よーく叱られました。怒鳴られました。 もちろん、拙者のイタラナサが原因なのです。 5年ぐらい前のBOSSには、書類を突き返されることもありました。 「何もそんなことまで」と言い訳してしまいそうな拙者のイタラナサ(ミス)を指摘されてのことです。 その頃の部署長には、 「お前も今鍛えられている事をいつか感謝する時が来る」と言われてました。 拙者がいくら忙しいとか、仕事が多すぎるとアピールしたところで、なかなか仕事を減らしてもらえることはありませんでした。 (他に担当する人がいなかったのもありますけど。) あの日、あの時、あの頃は、終電やタクシーでの帰宅が多かった。 あんな時、その翌日は、社外の専門家に聞いたり社内と相談しながら新しくルールを作って、 膨大な資料を作って、説明資料も作って、拙者が複数の対象者に説明して、 問い合わせを受けて・・・という仕事量に圧倒されていましたし、 あの時は、他に担当してもらえない複数の仕事を抱えて遅くまで仕事をするうちに、 精神的にも困り果てて、困って上司に相談しても助けてもらえるアドバイスがもらえない、 という状態になっていたし。 数名ですが、育成するように言われている部下を抱えるようになって、当時お説教された意味とか、ありがたさがわかるようになりました。
- 内容さえよければ、資料に多少の誤字脱字があってもいい。
- メールを送信した相手から返事がないから、許可されたと同じ意味。
- 急ぎの要件なので、急いで確認して許可して欲しい。
- 知識がある人には、きちんとわかってもらえるから、自分が作った資料に問題はない。
こんなふうに拙者も考えていました、当時。
でも、これではいい仕事はできません、半端な仕事だったり、結局誰かにサポートしてもらわなければならない事態になります。自分のイタラナサを棚にあげているだけなんです。
約5年前に「お前も今鍛えられている事をいつか感謝する時が来る」と言われた意味を、
今噛みしめております。あの時、上司に鍛えられてよかったなぁ、と本当に思います。
当時はキレそうになってしまった事もあるし、上司にわかってもらえない、という気分にもなりましたが。 ただ拙者も年齢を重ねたということなのでしょうか。少しは成長したと実感したいものです。 そして、誰かの何かに役立つ存在になりたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿