[No.996]
#11「女たちは二度遊ぶ」吉田修一
書店でいろいろ物色するも、なかなか読みたいと思う本が見つからず、
とうとう女性に人気の・・・なんという宣伝文句のコーナーまで行った挙げ句に買った本。
うむー。
読むだけだと、出会いと別れがいつの間にか起こっていて、あまり物語に起伏を感じない。
この小説に出てくるような出会いと別れを拙者が体験していないからなのか、まさに作り話を読んでいるような気になってしまった。
まあ、小説とは”作り話”に他ならないのですが。
少しぐらい感情移入して読みたい性格なので。
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#12「ガール」奥田英朗
キャリアウーマンという視点の主人公が多いですが、
男性サラリーマンとして読んでも、共感するところがありました。
「自分へのご褒美」という言葉に代表されるような、
自分への言い訳が欲しくなるほど疲労と弱さと意地。
みんなが懸命に毎日を闘っていると読みました。
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#13「カンニング少女」黒田研二
とても面白く一気に読みました。
でも、結末が・・・、
不完全燃焼。
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