[No.994]
思い出のワインです。カリフォルニア・ナパの有名な赤ワイン。
出会いは偶然。
上司に連れて行ってもらったスタンフォード大学近くPalo Altoにあるスペイン料理のお店で飲みました。
10名ぐらいでテーブルを囲んでいたので、3本ぐらいのワインを飲み終わった後で上司が、
「好きなワインを頼んでいいぞ」と言ってくれたので、
「2本目のワインをお願いします」と拙者がオーダーしたんです。
その瞬間、上司は少し渋い表情をしました。
理由は後でわかりました、3本の中で一番高いワインだったんです。
アメリカ駐在から日本に戻る時に、現地駐在の方からいただきました。
しかし、ワインの素晴らしさを知らないアホな拙者は、温度管理とは無縁のテレビの近くに置き続けること5年・・・。
日本での販売価格を調べると、15,000円ぐらいでした。
値段的にも確かにもったいないけど、
素晴らしさを知らなかった自分のアホさ加減にガッカリ。
今では、冷蔵庫に思い出の一品として保管されております。
決して飲まれる事はないし、料理に使用される予定もありません(T_T)
冷蔵庫の野菜室で見かけるたびに、今でも少し凹みます。
いつかまた自分で手に入れてきちんと保管した後で、コルクを抜いて豊かな時間を過ごしたいものです。
素晴らしさを知らないアホや無知は、とても残念なことだなーと本気でも思える拙者の情けないエピソードでございます。
1 件のコメント:
ラッキーなことに、このシルバーウィークに飲みました。とても美味しかった。拙者、ワインのウンチクは持っておりませんが、飲んでもまったく酔った気がしない、フルーツの香りが広がり、嫌みのないコクを楽しめます。
やっぱり良いワインだな、の思い強まります。
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