[No.1093]
小学校の低学年の頃、秋の季節の下校には楽しみがあった。
帰り道の畑では、サツマイモを収穫し終えて、畑を片付けているタイミングがあります。
そんな時は、サツマイモのツルや刈った草を稲刈りで藁と一緒に畑で燃やしています。
その中には、サツマイモの根で少し膨らんだ部分や、小さいサツマイモが入れられており、いわば焼き芋でございます。顔見知りのおっちゃんなら、「お帰り、食べるか?」と声をかけてくれるので、ランドセルを背負ったまま畑に入り、おっちゃんと話しながら焼き芋を頬張りました。
しかし食べ過ぎると、晩ご飯が食べられなくなるので、オフクロに食べ過ぎないように注意をされたもの。
でも美味しいから、焼き芋食べます。晩ご飯が食べらないとオフクロに、
焼き芋、食べ過ぎたんでしょ?
なんて言われるのですが、いいや、食べてないよ、と拙者は反論。
しかし、オフクロの指摘は確信があるようです。
拙者の鼻の頭には、藁の灰で汚れていたんです。
あの味が懐かしい。
親戚からサツマイモをもらって思い出しました。
2 件のコメント:
おおお、焚き火サツマイモですか。
ええなあ、あれは私にとって、テレビの中、
漫画の中の世界。憧れました。
キャンプの時に、
サツマイモをかまどに放り込むようになって、
近いものは食べられましたが、
あの日常の行動のついで、として焼かれるサツマに、
憧れておりました。
しんしん様>芋と言うよりも、少し膨らんだ根っこみたいな部分が、割と美味しいんです。作るのはとても簡単ですが、藁を燃やしてもいいとなると、家の近所では出来ないですね、都会では。
田舎バンザーイ。
でも、今の子供は拙者の田舎でも経験ないかも。
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